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【開催報告】5/30開催「新たな自分」を見つける ~駐妻・駐夫から始まるプロティアンな未来~

2021年5月30日(日)、タナケンこと法政大学の田中研之輔教授が総監督を務める「プロティアン研究会」、小西一禎さんが代表を務める「世界に広がる駐夫・主夫 友の会」と駐妻キャリアnetがコラボし、駐在帯同がキャリアにもたらす変化について議論を深めるイベント、「新たな自分」を見つける ~駐妻・駐夫から始まるプロティアンな未来~を開催しました。

アジア、中東、アメリカ、中南米など世界さまざまな地域に住む駐妻・駐夫関係者だけでなく、駐妻・駐夫のライフキャリアに関心のある一般の方々まで50名規模の方々にご参加いただきました。

以下、いち参加者として感じたことも含めながらイベントの様子をお伝えします。

キャリアについての漠然とした不安や心配を持っていても、具体的にどのようにアクションを起こしていいのか、考えあぐねている方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか。お話を聞いただけでは、不安や心配が完全に解決することはないですが、私自身は今回のイベント登壇者のお話にたくさんの共感ポイントがあり勇気づけられましたし、パワーもたくさんいただきました!

「誰も教えてくれないが、駐夫や駐妻、どちらのケースにおいても自身のキャリアの中長期プランを持ったほうが良い」、というタナケンさんのお話と、「3,4か月に一度キャリアの棚卸をして、新たな目標設定をしている」という小西さんのお話を伺い、私も実践しようと思いました。

また「1日1チャレンジ」という言葉も大切だと感じました。 日々自分が思いもしないようなガードが外れない時でも、心のざわめきに自分で蓋をせず、常に自分自身を“グレートリセット”して、自分だけのプロティアンなキャリアを構築していきたいです。そして自身のキャリアを整理するために、経験のエビデンス化、キャリアの資本化および言語化を行いたいと思います。

タナケンさんのお話の中で最も印象的だったのは「日本社会ではキャリアプラトー(キャリアが停滞状態、意欲が低下すること)になってもストーリーは与えられている」です。私自身シンガポールで駐妻生活をするとなったとき、その後の自分のキャリアストーリーが思い描けずキャリアショックに陥りました。ですが今は、自ら知識や経験を掴みに行ったり、偶然思いがけない機会に出会うなど、様々なケースがあると思います。三浦が「いつでも働ける状態にする、そのために自分自身ブラッシュアップする環境に敢えて身を置く、つながり続けることが大切」と言っていますが、私自身、自分のキャリアを自分の意志でドライブする必要性を感じました。

90分という短い時間ではありましたが、内容がギュッと凝縮されており、有意義で勉強になる時間を過ごすことができ、とても楽しかったです。主催団体の皆様、このような気づきの場にご協力してくださり、ありがとうございました!!!

【イベント概要】

■開催日
2021年5月30日(日)

■オンライン
zoomにて

■主催団体
駐妻キャリアnet、プロティアン研究会、世界に広がる駐夫・主夫 友の会

■イベント趣旨
駐妻・駐夫のライフキャリアをヒントに最新のキャリア理論「プロティアン」を交えて従来の日本の常識を超えたワークライフモデルを考える

執筆:竹下 真輝

校正:秋元かおる 中山斉奈

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