INTERVIEW

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プロフィール:新卒でSIerに入社しSEとして勤務。その後ベンチャー2社を経験し人事へキャリアチェンジ。中途/新卒採用・育成の立ち上げに携わり、2年で社員数を3倍に。産休育休を経て研修立ち上げに従事するも夫のアメリカ赴任に伴い退職。現在アメリカからリモートで株式会社COTENの広報・採用を担当。

人生の舵取りは自分で、だからこそ心から楽しめるキャリアに

アメリカ・ヒューストンに帯同されている下西伽倻子さん。直感的に選んだ就職先から、本当に自分に合っている「心から楽しい」と思えるキャリアを求めて転職。現在はアメリカからフルリモートでお仕事をされています。

他人の人生を羨まず、自分から楽しくしていく

ー帯同前のキャリアについて教えてください。

2012年大阪大学外国語学部を卒業し、SEとして就職しました。当時は、キャリアや人生についてそこまで深く考えておらず、興味がある会社とご縁があったため就活を終えました。入社後は特に不満もなく働いていましたが、友人の紹介で出会った同い年の方が、「起業して毎日とても忙しいけれどすごく楽しい」と話していたのを聞いて衝撃を受けました。仕事に対して彼ほどの熱量で「すごく楽しい」と思えていない自分に気づき、「私も彼くらい仕事を楽しみたい!」と転職を決めました。

ーたった1人との出会いで転職を決められたのですね!

忙殺されながらも仕事を全力で楽しんでいる彼が羨ましかったんです。でも自分は自分の人生しか生きられないから、他人の人生を羨ましがりたくない。となると、行動するしかない、と思いました。仕事でも文化祭前夜のようなヒリヒリした楽しさを感じたいと思っていた私には、起業した彼のようなベンチャーがピッタリではないかと思い、転職を決断しました。

そして、念願のベンチャー企業に転職。ビジョンに基づいた行動規範を徹底するカルチャーで、入社当初はかなり戸惑いました。しかし、だからこそ会社全体での一体感や士気の高さがあり、ルールやカルチャーが「人」に影響する点に興味を持つようになりました。そこで「人」にまつわる仕事がしたい、と「人事職」へのキャリアチェンジを決めました。

未経験での人事職は求人がほとんどないのですが、ご縁がありビジョンに強く共感できるスタートアップに人事として入社しました。人材の最大手企業で10年20年と働いていたベテランが集う会社で、仕事の進め方・考え方を徹底的に鍛えられましたね。ここでの経験が、今の私の仕事観に大きく影響していると思っています。ずっと直感的に選択してきた自分の人生やキャリアについて真剣に考えるようにもなりました。そして妊娠を機に産休・育休を取得し、復職して数​​カ月で夫の海外赴任が決まりました。

帯同先で偶然出会った、新しいキャリア

ー海外転勤を告げられたとき、どのような思いでしたか?

ずっと希望していた研修業務に携わり、新卒研修の設計を始めていたところだったので、やりたかった仕事を手放してしまうことや、キャリアが途絶えてしまうことに関してはとてもショックでした。

しかしそれ以上に、つらい毎日から抜け出せる喜びが大きかったです。実は娘が生後6ヶ月の頃から1年間、夫は研修のために海外におり、私は1人で仕事・家事・育児をこなしていました。実家も遠方で頼れず、日々の生活に心底疲れ切ってました。キャリアを考えることよりも、生きることに必死でしたね。

ー帯同してからは、何をされているのですか?

現在は、株式会社COTENで広報・採用担当として働いています。当初は帯同期間中に帰国後のキャリアの土台となるようなことができたら、と思っていました。そんな時、偶然Spotifyで「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」というPodcast番組が「アメリカ開拓史」を扱っているのを見つけ、「せっかくアメリカにいるし」と聴いてみると、すごく面白くて。このことをきっかけに運営会社であるCOTENに興味をもちました。

その時、偶然にも人材を募集していたので、思い切って応募したところご縁があってジョインすることになりました。

楽しく働く人を増やし、明るい社会をつくりたい

ー今後のキャリアについて考えていることはありますか?

まずは今の仕事を続けていきたいです。将来的には、モチベーティブな組織を作るために他の企業さんの人事や広報、研修領域をお手伝いしてみたいと思っています。意欲的に楽しく働く人を増やすためにできることはたくさんあると思っているので、少しでも多くの人が楽しく働けるよう貢献したいです。

ー最後に、働く女性たちにメッセージをお願いします。

女性がキャリアを構築するには、まだまだ制約だらけの社会です。あるべき女性像、母親像、キャリアウーマン像に多くの人が苦しめられていると思いますし、いまだに私も苦しめられることがあります。だけど、自分のための人生なので自分の心と向き合って行動し、人生を楽しんでほしいです。

学生ライター感想:

キャリアや人生を歩んでいく上で、自分の気持ちとしっかり向き合うことの大切さを教えていただきました。自分と向き合うことで、会社との相性も図ることができ、楽しく働くことにつながるのだろうと思いました。

取材・執筆:渡辺璃香

 慶應義塾大学大学院 修士2年

校正:中山斉奈

文責:三浦梓

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