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駐在帯同は人生のチャンス!ここでしか出来ないことに挑戦する

プロフィール:1986年生まれ。北海道大学を卒業後、新卒で自動車メーカーに入社。入社以来一貫して人事を担当。2016年に長男を出産し、約1年の育休を取得。夫の海外赴任に帯同するため2020年末に退社し、2021年よりアメリカ在住。現在は、キャリアコンサルタント、yellサポーター等 対人支援活動を実施中。

駐在帯同は人生のチャンス!ここでしか出来ないことに挑戦する

今回は、自動車メーカーの人事部で長年のキャリアを積み、子育てと自身の仕事を両立させつつ、現在配偶者のアメリカ駐在に帯同されている三浦沙奈恵さんにインタビューさせていただきました。

仕事と子育ての両立の難しさを感じ、漠然と将来の不安を抱えていた帯同前

ー配偶者の駐在に帯同される前のキャリアについて教えていただけますか。

学生時代は、特にこれがやりたい!という明確な志はなく、とにかく安定している会社で働けたら良いな、と考え就職活動に取り組みました。そしてご縁があって、とある自動車メーカーに入社しました。自動車メーカーでは、入社からずっと人事の仕事をしていました。もともと人事を希望していたわけではなかったのですが、社員ひとりひとりがイキイキと働けるように、輝ける場所をつくる仕事にやりがいを感じ楽しく働いていました。

しかし産休育休を取得し、復帰した直後は仕事と家庭の両立が非常に大変で、今後の働き方について悩みました。どちらももっと頑張りたい!という思いはあるのに、どちらも思うようにいかない、そんな日々が続き、非常に辛かったです。そんな状況を打破すべく、効率よく仕事を進めるスキルを身につけたり、限られた時間の中でどうすれば最大限のアウトプットを出せるか、を常に意識して働いたことで、1年経った頃には状況を改善させることができました。

ーそんな中、配偶者の駐在に帯同しようと思った理由について教えていただけますか。

自分なりのペースを見つけたはずだったのですが、どこかいっぱいいっぱいな毎日でした。仕事を今すぐ辞めたいとは思っていなかったのですが、本当にこのままで良いのかな?という思いをぼんやりと持っていました。そんな矢先、配偶者の駐在が決まったため「駐在に帯同することは、自分を変える良いチャンスになるかもしれない」そうポジティブに捉えることができ、帯同を決意しました。

しかしいざ退職し、身の回りのものを全て手放したあと、コロナの影響で駐在自体が延期になりました。どうしようと悩んでいたところ、元上司の方が呼び戻してくださり、そこから1年は元の職場で働きました。同じ職場とはいえ、近い将来辞めることには変わりがなかったため、宙ぶらりんな気持ちになりモヤモヤはしていたものの、仕事があったからこそ駐在が延期になった期間も充実して過ごせたと思っています。

自分のwant toに従って自ら切り拓いている滞在中のキャリア

ー海外滞在中にどのような活動をしていかれる予定ですか?

自分がキャリアと子育ての両立について深く悩んだ原体験を生かし、同じような悩みを持っている方々のサポートをしたいと思っています。海外に来てから、日本にいたときよりも自分の時間が増えたため、改めて自分が何をしたいのか振り返った結果、そのような思いに辿り着きました。自分の経験やスキルを生かして、悩みを持っている方のサポートをすることで、その方々の悩みが解消されていく姿を想像すると自分がワクワクできることに気づきました。私はキャリアコンサルタントの資格を持っているため、実際に今まで何名かの方にカウンセリングをしました。今後どういう風に進めていくかは現在模索中です。

それ以外にも、今までは会社の肩書きが気になってできなかったSNSの発信にも力を入れています。また、同じ会社出身で、「ひとりひとりがイキイキと個を発揮できる世の中を目指したい」という同じ志を持った坂元みゆきさんと新しいコミュニティづくりにも挑戦したいと思っています。あとはせっかくアメリカにいるため英語は絶対に話せるようになりたいと考えており、現在現地の大学で英語の勉強もしています。

ひとりひとりの女性が自分らしくいられるような社会の実現を目指して

ー最後に、現在そして今後のキャリアについて、お話を伺えますでしょうか?

まずこれからの半年は、キャリアコンサルタントとしての自分のスキルを磨いたり、発信力を高めたいと思っています。今は、世界中どこにいてもやりたいことができる環境になってきているので、フリーランスとしての活動も続けていくつもりです。さらには、英語を使って現地で就労することにも挑戦したいです。せっかく海外にいるため、対日本のことだけではなく現地の人との関わりも持ちたいと思っているからです。そして最終的には、自分の経験全てをうまく融合させて、自分が自分らしくいられるような社会の実現に貢献したいです。

きっと多くの女性が、自分のことは後回しで、子供を優先したり、仕事を優先したりして生きているのではないでしょうか。駐在に帯同することに対して、きっといろんな考えや意見があると思いますが、私はこの機会をチャンスだと思っています。引き続き、このチャンスを自分のために、そしていつかは誰かのためになると信じて、これからも積極的に行動していきます!

学生ライター感想:

他者貢献への強い意欲や、自分軸をきちんと持ちつつも予想外の環境変化に対して柔軟に対応していくしなやかな強さに、とても感銘を受けました。

取材:吉岡千咲

 津田塾大学学芸学部国際関係学科4年

文:中山斉奈

校正:山口友梨子

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