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どこにいても環境が変わっても仕事への熱意は変わらない

プロフィール:大学卒業後、大手総合商社に入社。途中ベトナム赴任を経つつ、約15年海外のエネルギー・発電インフラプロジェクトに従事。その後夫のフィリピン転勤に帯同。現地でMBA取得、コンサルファームでインターン、現地出産を経て、同社マニラ支店に復職。 本帰国後の現在は、Big 4ファームにてインフラ関連のアドバイザリー業務に従事。

どこにいても環境が変わっても仕事への熱意は変わらない

今回は、夫のフィリピン転勤に3年半帯同後、Big4ファームでインフラ関連のアドバイザリー業務に従事している南路はなさんにインタビューしました。

キャリアは自分で築くもの

海外転勤に帯同する前のキャリアやライフプランについて教えていただけますか?

大学卒業後、大手総合商社に入社し、インフラの仕事などを行っていました。その後、2年間ベトナムに赴任しました。ベトナムでは1年間現地の大学に通って、もう1年は現地のオフィスで化学品の輸入など行いました。日本に帰国し、8年後くらいに夫の海外転勤が決まり、フィリピンに帯同しました。

父方の家庭に職業婦人が多かったことや、10歳の頃に父親を亡くしてから、自分は結婚しても子供が産まれても、ずっと働き続けたいと思っていました。その思いは、今もずっとぶれていないです。仕事が楽しかったため、帯同が決まった時は辞めたくなかったですね。帯同先のオフィスで働くことを交渉もしましたが、厳しかったため、MBA取得を目的に大学院進学を決めて、渡航しました。

*職業婦人・・・女性が社会で働くことが少なかった時代に働いていた女性

どうにかして働き続けたい

次に、海外滞在中にキャリアを意識して取り組んでいたことについて教えていただけますか?

キャリアの断絶をしたくなかったため、MBAを取得する気持ちで渡航しました。MBA取得後すぐに、コンサルティングファームのインターンに就くことができました。経済的自立をしていないことが非常にストレスに感じていました。仕事が見つからないとまでは思わなかったのですが、業界知識がどんどん遅れてしまったり、最新の情報、スキルが止まってしまうことがあり、ブランクに対する恐怖心もありました。経歴が空くことなくインターン先が決まった時は運が良かったと思いました。ちょうど、第一子を妊娠していたことと、フィリピン支店で働かないかと声がかかったためインターンは出産直前までとし、出産して3カ月後には支店に復帰しました。

仕事と育児の両立はどのように行っていましたか?

働いている間は、ヤヤ(ベビーシッター)さんに面倒を見てもらいました。ヤヤさんには精神的にも助けてもらいましたし、出会ってから非常に世界が広がりました。同じマンションでヤヤさん同士が仲良くなり、娘の子供同士の関わりができましたし、ママ友との出会いにもつながりました。また、会社と自宅が近かったので、お昼に一度自宅に帰って授乳し、会社に戻ることもしていましたね。

フィリピンではヤヤさんを雇っている家庭が非常に多いです。そのため、女性が働くにはとてもいい環境だと思います。

モットーを軸にこれからも

最後に、この先のキャリアやライフプランについて教えていただけますか?

帰国してから1年間はフィリピンの仕事をリモートで行っていたのですが、時差や向こうにいないとできないことも多かったため、思い切って転職しました。

現在はBig4ファームでインフラ関連のアドバイザリー業務を行っています。総合商社の営業職で小さな子供がいる中働き続けるとなると、家族の助けも必要になりますし、どうしても子供にしわ寄せがいってしまうと感じました。もっとフレキシブルで、インフラに関わる仕事がしたいと思いました。堂々と定時で一旦仕事を切り上げて子供が寝た後に再開できるのでフレキシブルでワーキングママとしては、働きやすい環境です。

就活時からずっとモットーにしていることがあるのですが、「経済的自立」、「知的好奇心が満たされる」、「社会貢献」の三つですね。幼い頃や学生時代の経験からこの3つが自然と軸になっていましたね。私は回遊魚型で鰓呼吸するように働いていないと死んでしまいます。とりあえず、娘が大学を卒業するまでは、夫がまた転勤することになっても、何があっても何らかの形で働き続けたいと思います。

学生ライター感想

南路さんの仕事に対する情熱や、働き続けたいという強い思いが伝わってきた熱いインタビューになりました。国に捉われず仕事を続けてきた姿勢がとてもかっこよく、私も南路さんのようにバリキャリで働き続けたいと思いました!

取材・文:津田京香 

 津田塾大学総合政策学部/ 大学2年

校正:三浦梓

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