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国際女性デーを終えてー各国や他団体の取り組みについて

先日、2022年3月8日(火)は国連が制定した「国際女性デー」。
駐妻キャリアnetでは、「世界中の駐妻が、自らの意志で選択し、キャリアを育て続けられる社会を目指します」というVisionに基づき、世界各国の会員達から、こんな世の中にしたい想いを発信する企画を行いました。

駐妻キャリアnetの会員以外にも、HPを見た駐妻や海外在住の女性より「勇気をもらえた」「同じような想いを持つ人がいることに喜びを感じた」などのコメントをいただき、私たちの想いを改めて世の中に発信することができました。

しかし日本ではまだまだ馴染みのない「国際女性デー」。
そんな「国際女性デー」に関する取り組みがより活発になされている諸外国ではいったいどのような取り組みがされているのか?
駐妻キャリアnet以外の団体・企業ではどんな取り組みがされていたのか?

今回はそれらについて調べてみました。

諸外国での取り組み

ブラジル



男女平等ランキング2021(
ジェンダーギャップ指数)で世界93位(指数0.695)のブラジル。ブラジルの政治家の女性議員割合(https://www.globalnote.jp/post-3877.html)は15.2%。振り返ると、国際女性デーのイベントを取り仕切っていたのも男性であることが印象的でした。

国際女性デーの花として連想する「ミモザ」。しかしブラジルでは、ミモザは街中にはなく、バラの花束を渡す光景を多く見ました。花屋には予約されたバラの花束がずらり。夕方にはその花束を受け取りに来る男性たち。加えてチョコレートなどのプレゼントも。母の日や恋人の日など女性に関連する日はブラジルはバラを贈ることが多いそうです。街中やカフェでは、男性たちから「Feliz dia das Mulhers(=Happy Women’s day!)と声をかけられ祝福されました。日本ではなかなか味わえない雰囲気ですね。(ブラジル:三浦梓)

フィリピン

男女平等ランキング(ジェンダーギャップ指数)で世界17位(指数0.784)、ASEANでは1位でもあるフィリピン。女性の活躍が目覚ましいと言われ、政治家の女性議員割合((https://www.globalnote.jp/post-3877.htmlは28%に上ります。

国際女性デー当日は、コロナによる規制が一時緩和されたこともあり、モールでのイベントが開催されました。イベントブースでは、洋服やお化粧品、生理用品といった女性ならではの視点で作られた商品が販売されていました。加えて、女性の代表による講演が行われ、女性である自分がどのような経験や思いを元に起業をし、仕事に取り組んでいるかという想いを語っていました。途中ではガールスカウトの少女たちがメッセージボードを持って登壇する場面も見られました。会場では限られた人数しか入場できなかったこともあり、FacebookやInstagramといったSNSでのライブ配信も行われており、盛り上がっていました。

アメリカ

男女平等ランキング2021(ジェンダーギャップ指数)で世界30位(指数0.763のアメリカ。政治家の女性議員割合(https://www.globalnote.jp/post-3877.html)は27%。この数字から見ると一見、女性の活躍が目覚ましく国際女性デーについても盛り上がりそうですが、私の住むオハイオ州の都市では少し意外な結果に。

私が通うESLの先生に国際女性デーに関する取り組みがあるかどうか伺ったところ、残念ながら特別なことはなかったそう。彼女たちによると、アメリカ人の中ではまだ国際女性デーを積極的に祝う風潮はないとのことでした。そんな中、キルギス共和国出身の生徒さんから国際女性デーの日に“Today is International Women’s Day. Congratulations!!!”というメッセージを受け取ったそう。そのメッセージの送り主、キルギス共和国出身の女性に本人にお話を伺ったところ、

ソ連崩壊後の国々(カザフスタン、ロシア、ウズベキスタン、タジキスタン、アルメニア、アブハジア、ベラルーシ、アゼルバイジャン)では、この日はとても特別な日です。男性は皆、クラスの仲間、同僚、大学、家族などにプレゼントを送ります。それに加えて、男性は家事(料理や掃除)をします。また必ずお祝いのメッセージを書きます。

とのことでした。当日彼女は、お兄さんから時計をもらったそうで彼女は義理の妹さんにお花をプレゼントしたそうです。

◆団体・企業の取り組み

世界では団体や企業においても、国際女性デーをフックとした発信やキャンペーン、イベントが行われていました。女性の代表や女性の従業員のメッセージの発信、FacebookやInstagramといったSNSを活用したイベント、商品を購入するとミモザのお花が貰えるなどのキャンペーンが盛り上がった様子。また、女性のための商品やサービスを国際女性デーの日に販売開始する等もありました。

例えば、フィリピンにあるスターバックスでは、女性へのメッセージを募集するInstagramキャンペーンを実施していました。キャンペーンでは、Instagramのストーリー投稿で、スターバックスでのお気に入りのドリンクと女性へ贈る言葉を一般のお客様から募るものでした。当日は「Good luck」、「You’re strong than you think you are」、「You are all worth it」などといった、力強い言葉の投稿がありました。女性のみならず男性も、多くのかたが参加していました。

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