【駐妻キャリア総研・研究結果報告】帯同中のオススメ活動 – 現地企業での就労が特にオススメ!!


責任と誇りを持って取り組んできたキャリアから切り離され、異国の地に放り出されたとき、いったい何ができるのだろうか、何をすればよいのだろうか。多くのキャリア志向の駐妻たちが向き合う課題について、先人たちの経験を共有するため、元駐妻、駐妻が帯同中に実施した活動について、オススメ度、オススメする理由を報告する。(有効回答数:42件)

調査結果概要

  • 帯同中の活動内容、回答数、平均オススメ度は下表のとおり。
  • 現地企業での就労はハードルが高いものの、回答者全員が満点評価をつけた。
  • 語学の学習は、キャリアの観点からは評価にばらつきがあった。
  • 帯同中もキャリアのブランクを防ぐこと、帰国後の仕事に役立つことがオススメのカギとなる。
活動内容平均オススメ度
現地企業での就労(回答数: 7件)
日本の企業向けのリモートワーク(回答数: 8件)
プロボノ・ボランティア(回答数: 5件)
資格の取得(回答数: 2件)
現地の大学・大学院などでの就学(回答数: 5件)
語学の学習(回答数: 8件)
その他(回答数: 7件) 習い事、旅行など


目次

帯同先で働く

帯同先で働くことの主なメリットとして、①収入を得る、②キャリアのブランクを防止する、③社会との繋がりを得る、ことがアンケート結果から分かった。回答者の多くが駐妻キャリアネットの会員であることから、キャリア志向の高い方が多かったと考えられるが、これらが回答者である駐妻・元駐妻が帯同中の活動に求めていることなのだろう。

■現地企業での就労
ビザや言語など最もハードルが高いと考えられるが、現地のネットワークを得られ、商習慣や文化を身を持って経験することができ、これら①、②、③のすべてが高い次元で叶うため、オススメ度も高い。就業先の見つけ方が、現地の雑誌・掲示板や知人の紹介などであり、日本で転職する場合と異なるため、参考になる。

■日本企業向けのリモートワーク
経験者のオススメ度は平均して高いものの、日本でフルで働いていたことと比較するのか、キャリアを継続できているものの、現地就労に比べて評価が低かった。

■ボランティア
子どもの学校や日本人会などから頼まれる場合もあると思うが、将来のキャリアに資する経験をするためには、興味や関心のある分野での活動を自ら求めることが必要である。

帯同先で学ぶ

駐妻の活動として多くの人がイメージするのは、語学の学習ではないだろうか。実際に言語を学んでいる駐妻は多いが、キャリアに繋がるほど語学力が身につく場合は少なく、最もオススメ度のばらつきが大きかった。

一方で、資格や大学・大学院で専門分野を学ぶ方が、スキルアップに直結し、再就職の役に立つため、オススメ度が高い。

帯同期間を次のキャリアへの投資に充てる場合は、より具体的な目標を定め、何を学ぶかを選定すると良いだろう。

まとめ

配偶者の駐在等の帯同期間は、いつ終わるか分からず、1つのことに腰を据えて取り組むことは難しいかもしれない。しかしながら、その帯同期間を充実させるため、キャリアのプラスにするため、多くの駐妻たちが積極的に活動していることが、今回のアンケートで分かった。アンケート結果を読むことで、世界中で自分と同じように悪戦苦闘したり、壁を乗り越えている仲間がいるとわかって、非常に勇気をもらうことができた。

「帯同先でも働きたい」と思っていてもなかなか一歩を踏み出せないでいる方などにとって、本アンケート結果が希望や目標を実現するための参考になれば幸いである。

調査概要

  • 調査手法:WEBアンケート(無記名式)
  • 有効回答者数:42名
  • 調査実施日 :2024年6月18日(火)~2024年7月9日(火)まで
  • 調査対象者 :配偶者の海外転勤等に帯同中の方または過去に帯同経験のある方
    ※駐妻キャリアnet非会員も対象

おまけ:駐妻キャリアイベント実施録

本アンケート回答者と後日懇談会を実施し、より深く経験についてお伺いする機会を得た。「こうしたい、これがしたい」という思いと、乗り越えられないハードルの狭間で試行錯誤を繰り返しながら、帯同中、帰国後のキャリアを力強く切り開いていくお話を伺うことができた。

M. Mさん アメリカ カリフォルニア州 2018~2020年

「帯同先の現地企業で正社員として働きたい」という目標を持って、次から次へと手を打った。LinkedInで返信もないというような結果を何十件と経て、派遣社員という立場であるものの、前職に関連する分野で、かつ、より俯瞰的な視点で業界を見ることができる仕事を得ることができた。日本の一企業で働いていては得られない貴重な経験をすることができ、帰国後の再就職や今後のキャリアを考えるうえで良い影響があった。

M. Mさん ブラジル リオデジャネイロ州 2021~2023年

大学で学んだ国際経済、開発経済に関連して、貧困街の支援に従事したかったが、コロナ禍であったこと、現地の言語での活動が困難であったことから、帯同中の活動はリモートワークと発信の2つにしぼった。前職でのネットワークなどからフリーランスのコンサルタントとして働き始め、この働き方が自分に合っていると気づくことができた。妊娠、出産を経て、帰国後は独立して働いている。前職で培ったスキルやネットワーク、帯同中の経験など、キャリアの点と点が繋がってきていると感じる。

S. Nさん アメリカ オハイオ州 2021~2024年

今後のキャリアに役立つポータブルスキルを身につけたいと思い、リモートワークを選択した。趣味で読み漁っていたnoteの中から、リモートワークを実施することとなる社長の記事を見つけ、好感を頂いたため直接アプローチした。帰国後もこの企業に就職し、継続して働くことが決まっている。

リモートで働くことで、リモートワークに特徴的なスキルや自立的に働く術を身に着けることができた一方で、現地コミュニティにより入り込んだり、もっとぼーっと過ごす時間を取っても良かったと感じている。

オススメ活動詳細

現地企業での就労

①業種、職種など、②実施した国、③実施した期間、④キャリアの観点からのオススメ度、⑤どのようにその就業先を探したか、⑥オススメする(オススメしない)理由

①日系の教育関係の会社のアシスタント
②ベルギー③6か月~1年
⑤ベルギー掲示板というサイトで求人を見つけました。
⑥現地で日本語ができる事を強みに働く事ができ、日本より労働者に有利な環境で、現地通貨を稼げるため。また現地に長く住む同僚から現地の情報が得られたり、福利厚生でフランス語を学ぶ機会も得られ、いいことずくめでした。
①独立行政法人での事務
②アメリカ③6か月~1年
⑤現地の日本人向けの雑誌に載っていたエージェント経由
⑥実際に現地で就労することで、税金関係のことも理解できたり、日本ではなかなか経験できない業務やその関連する人と知り合う機会を得たため。
①IT系
②アメリカ③1年~2年
⑤人づて
⑥金銭的にも余裕ができ人間関係も育め履歴書上もブランクにならないため
①業種:人事コンサルティング, 職種:コンサルタント
②アメリカ③単発
⑤知人からの紹介
⑥現地企業で働くと文化や慣習の違いも共通点もよくわかり、ビジネス英語とアカデミック英語の違いも実体験で学べます。私は仕事で日本語スピーカーをクライアントに紹介するという人材紹介もやっていたので、日本人は勤勉で重宝されることが多いという実感も持ちました。選り好みせず、自身を過小評価せず、柔軟に考えてトライされると良いのではと思いました。
①監査法人
②アメリカ③1年~2年
⑤転職エージェント経由での紹介、Linked inの活躍
⑥ -
①派遣社員として独法に派遣され、事業の米国展開を支援。
②アメリカ③3か月~6か月
⑤当初LinkedInやIndeedから50社ほど応募するも一切返信がなく、日系の情報誌の求人欄に派遣会社の連絡先を見つけて、面接後、該当の求人を紹介されました。
⑥派遣社員ではありましたが、日本ではできない仕事であり、現地の一企業でもなかなか経験できない様々な情報や人にアクセスできたため。また単純に海外での就労をした事で、現地の商習慣や税金、健康保険の制度など理解が深まりました。
①JICA、日本人学校
②ベトナム、香港③2年~3年
⑤ネット検索、知り合いからの紹介
⑥実務が身につき外国の事情もわかるうえ、帰国後必ず履歴書に載せられる。ただの帯同では履歴書に書く欄がない。

日本の企業向けのリモートワーク

①業種、職種など、②実施した国、③実施した期間、④キャリアの観点からのオススメ度、⑤どのようにその就業先を探したか、⑥オススメする(オススメしない)理由

①日本のフェムテック企業の業務委託(SNS運用、Fbグループ管理、健康セミナーメール対応、資料作りのサポート、業務企画)
②日本③1年~2年
⑤駐妻家族向けオンラインコミュニティのパートナー会員だった企業様とのご縁にて
⑥ビジネス社会と繋がっていることで、PCスキルやビジネス会話を忘れずに。さらに磨くことができるから。また、リモートワークのスキルは、様々な業界、業種で活かせると思うので自分が働きたい、やすい形のキャリアブランディングにつながっている。
①メーカーのマーケティング部門で、セールスフォースを使った営業活動の管理や顧客データの管理
②スペイン③1年~2年
⑤日本で就業していた企業から海外在住者を雇用できないということで退職したが、同じ企業から業務受託した。
⑥契約内容によっては時間の融通が利くため、子供のサポートなど現地での生活にゆとりをもつことができる。キャリアのブランクにはならないものの、責任の範囲や待遇の面では、正社員時代からは劣ってしまう。また、円で所得を得ていると為替の影響を受ける。
①NPOの専門職
②ドイツ③1年~2年
⑤日本にいた頃から副業として従事していた
⑥帯同先は非英語圏で、キャリア維持のためにできる仕事はこれしかなかったと思う。「働く」ということを継続できるから、帯同の決断もできたし、無職じゃない安心感がある。スキルの維持向上、視野や人脈の広がりにもつながった。
①研修講師業務:大手電機メーカーの新入社員研修講師
②ブラジル③単発
⑤駐妻キャリアnetの求人募集
⑥研修講師として、緊張するも準備含め仕事の感覚を取り戻すから
①IT業界、カスタマーサクセス
②アメリカ③~3か月
⑤帯同前の勤務先
⑥ビジネスから離れている期間を極力短くでき、復帰後のブランクを抑える効果があると思うため
①人事コンサルタント
②ブラジル③1年~2年
⑤駐妻キャリアネット経由、友人経由
⑥帰国のタイミングに依存せずに継続できること、行き先の国を選ばないこと。現地ボランティアや語学学習なども行いましたが、リモートでの日本の仕事を行うが私自身は一番性に合っていました。
①保健師
②アメリカ③6か月~1年
⑤こちら*の求人経由で応募し採用いただきました  *駐妻キャリアnet
⑥社会と繋がることができる。キャリアを継続することができる。それらを通して、現地生活や語学学習などをより一層楽しむことができています。
①業種:お酒の製造・販売業、職種:ECサイト運用担当/デジタルマーケティング
②アメリカ③~3か月
⑤渡米前に社長のnoteを読んで共感し、そのままご連絡しました。
⑥リモートワークをオススメする理由・柔軟性の向上: オフィスにいなくても仕事ができるスキルが身につき、自分のペースで働くことができる。・自己成長: テキストでのコミュニケーション力や、自分で考えて行動する力が向上する。・快適な環境: 起床時間や就寝時間の自由度が高く、自分のペースで働ける点が快適。・効率的なツール利用: Slack、Google Workspace、Adobeの各種ツールなど、リモートワークで役立つツールを有効活用できる。
リモートワークをオススメしない理由・コミュニケーションの課題: すぐにコミュニケーションが取れず、タイムリーなやり取りが難しい。また、メンバーとの信頼関係を築くのが難しい。・孤独感: リモートワーク中に孤独感を感じやすくなる。・過労のリスク: 仕事と生活のバランスが崩れ、仕事をしすぎてしまうことがある。・サポート不足: オフィスで働く人がマジョリティの場合、リモートワークをしている人の気持ちを理解してもらいづらい。

ボランティア

①業務内容、ボランティア先など、②実施した国、③実施した期間、④キャリアの観点からのオススメ度、⑤どのようにボランティア先を探したか、⑥オススメする(オススメしない)理由

①ポプラ文庫(Instagram運用など)、駐妻コミュニティ(企画、運営、勉強会開催)
②シンガポール③2年~3年
⑤シンガポールお役立ち掲示板
⑥活動をSNSでシェアすることで、企業の方から声をかけてもらえることもあり専門分野でのネットワークがひろがった。
①日本語学習支援
②ブラジル③1年~2年
⑤知人の紹介
⑥ -
①日本のNPOでフルリモート
②ドイツ(日本)③1年~2年
⑤帯同前に知人が紹介してくれた
⑥・小規模、スタートアップ的な団体だったので、事業の一員や事務補助から組織の経営戦略、新規事業まで幅広い内容を経験させていただけた。・当初無償のプロボノだったが、有償契約に切り替えていただけた・この活動によって、専門性を高めるために学びたいという次の目標ができた
①駐妻キャリア総研 研究員
② -③6か月~1年
⑤帯同直後、駐妻キャリアnetに入会したばかりの頃のタイミングでたまたま募集があったので応募した。
⑥・キャリア志向の駐妻特有の悩みを収集・言語化・発信する機会をいただけた。様々な経験談にも触れられたので自分のキャリアに一人で悶々と悩むことがなかったし、執筆などアウトプットの機会は貴重だった。・似た価値観の方達との出会いに感謝。他の研究員から学ぶこともたくさんあった。・活動をとおして、研究能力をきちんと身に付けたいという思いが高まり、大学院進学の動機になった。
①現地校での図書の時間のサポート・イベントの手伝い・日本語の授業のサポート
②アメリカ③単発
⑤子供の学校からの依頼・日本人会からのメール
⑥日本でのキャリアにどう作用するかはわからない

資格の取得

①資格の名称、勉強方法など、②実施した国、③その資格の取得に要した期間、④キャリアの観点からのオススメ度、⑤その活動を実施するのにかかった費用の総額、⑥オススメする(オススメしない)理由

①小学校教員免許、小学校英語指導者資格
②香港③6か月~1年
⑤15万円
⑥手の足りない分野であり、帰国後の就職につながるから。海外にいたことが強みになるから。
①オンラインで 日本の大学の講座を受講
②ペルー③6か月~1年
⑤講座受講費用 20万円ほど
⑥オンラインでスキルアップできる講座を受講できた。が、時差があるので、家族の理解が必要。

現地の大学・大学院などでの就学

①学部、コース名称など、②実施した国、③要した期間、④キャリアの観点からのオススメ度、⑤その活動を実施するのにかかった費用の総額、⑥どのように就学先を決定したか、⑦オススメする(オススメしない)理由

①MBA
②スペイン③1年~2年
⑤600万
⑥滞在先で約1年でMBAを取得できる学校(当時は夫の海外留学へ帯同していたため、滞在期間は2年と決まっており、また子供が学校に馴染むために最初の1年は通学したくなかった)
⑦エネルギー溢れる国際的な学生とともに授業を受け、一緒にワークするのは刺激的であり、帰国後、転職するにあたっても役に立った。MBAの授業料は高いものの、奨学金などもあるし、やる気があれば転職して所得を増やすことも十分に可能。
①大学院 スペイン語英語間の文学翻訳コース 
②スペイン③1年~2年
⑤70万
⑥1年間で修士号を取得できるコースをインターネットで調べた
⑦大学院を卒業したことにより、現職を得られた
①MBA
②タイ③2年~3年
⑤150万
⑥キャリア形成に繋がる学びができるかどうか
⑦期間が長いため、途中で帰国になってしまう可能性もある
①Master in sociology
②ベルギー③2年~3年
⑤50万
⑥英語でコースが開講されており、社会学のバックグラウンドのない人もアプライ可能だったため
⑦英語で何かを学ぶことにより英語力が伸びる。現地でのコネクションができたり、文化に適応でき、現地就職の可能性が高まった。
①大学院 修士 心理学
②イギリス③1年~2年
⑤380万
⑥興味のある学部で、育児と学業の両立、かつどこにいても継続できるオンラインで学べる大学院を探した
⑦まだ就学中で再就職に至ってないので、どのように役立つかは不明。海外の大学で自分の興味のある分野を学ぶのは楽しく、成長出来る

語学の学習

①言語、勉強方法など、②実施した国、③実施した期間、④キャリアの観点からのオススメ度、⑤その活動を実施するのにかかった費用の総額、⑥オススメする(オススメしない)理由

①現地の言語、語学学校、独学(インスタ中心)
②中国③2年~3年
⑤語学学校は3ヶ月のコース2回で、20万くらい。
⑥住んでいる国・人について知れる。文化をより理解できる。
①英語、現地大学のEAL授業に参加
②アメリカ③3か月~6か月
⑤覚えていません
⑥英語力は転職活動や実際の仕事でも役立つ。無料の英会話教室などではなく、しっかりとした語学学校でのプログラムの方がアカデミックな実力が付くのでおすすめ。
①現地の言語、現地の語学学校に通う。
②韓国③6か月~1年
⑤テキスト代のみ
⑥語学を今後に活かせる、日本人がいない環境に飛び込みコミュニケーション能力を養う。
①現地の言語、現地の語学学校に通学+家庭教師
②マダガスカル(フランス語)③6か月~1年
⑤ -
⑥英語以外の言語も習得することで、自身の見識が広がり転職活動においても駐在帯同の前と違う業界での就職に繋がったため、経験としてオススメします。他方、日本での就職活動においては、英語と中国語が重視される求人が圧倒的に多く、学習したフランス語は通訳レベルまで習熟しなければ語学のみでキャリアの強みとはなりにくいと感じます。
①英語、日本の大学院進学のためのIELTS対策、中林くみこ先生のオンライン講座を受講
②ドイツ(日本)③6か月~1年
⑤10万
⑥英語の学習に集中できる時間はありがたいが、自分が英語力を高めたところで日本での仕事に直結するわけではないし、働く時間を削って勉強に充てているので、「本当は仕事やキャリアのことをしたい」「この時間働いていればこんな価値を出せたのに」という葛藤はある。
①現地の言語、アプリ(Busuuなど)、日本で購入したテキスト、現地の語学カフェ、オンラインサロン
②ドイツ③~3か月
⑤1.5万
⑥やらないよりは良いと思うが、1年強しか帯同しないのに一から現地語を学ぶのはコスパが良くない(他にやった方がいいことがある)と途中で気づいて、2ヶ月がっつり勉強した後に辞めた。
①現地の言語、会社の語学学習費用援助を利用し、オンラインでのレッスン。あとは現地園での実践。
②ドイツ③2年~3年
⑤20万
⑥ドイツ語を習得したが、今後ドイツ語圏との関わりがない場合はあまり意味がない。
①現地の言語、スペイン語、duolingoで毎日少しずつ
②スペイン③1年~2年
⑤0
⑥現地で就業するためなど具体的な目標がないと上達しない。1年半経った今でもほとんど成長が見られない。また、帰国後も仕事でスペイン語を使う場面を想定していない。

その他

①活動内容など、②実施した国、③要した期間、④キャリアの観点からのオススメ度、⑤オススメする(オススメしない)理由

①日本の通信大学での就学、学位取得自身の分野のスキルアップのために、通信大学で単位を取得しました。コロナ禍だったため、通学予定だった授業もすべてオンラインになりましたが、予定していた1年間以内に単位を取得し終えました。学位授与機構の試験を受験しに、一時帰国しました。約半年後、合格し無事学位を授与することができました。
②インドネシア③1年~2年
⑤パソコンに向かう時間が増えるので、現地での友達関係との交流が減ります。また、子どもが休みの日にもパソコンに向かう必要があったり、夜遅くまでレポートを作成するなど必要な場合もあります。期限が決まっている提出物などに関しては、家族の体調不良など家庭のトラブルを対応しながら同時進行で取り組む必要があります。
①プロボノ企業インターン
②日本企業③6か月~1年
⑤仕事脳を使うから
①日本の大学院進学のための勉強専門科目と英語の勉強、研究計画の作成(通信講座も活用)
②ドイツ(日本)③6か月~1年
⑤・帯同中に取り組んだ活動が進学・研究の動機につながった。貴重な学びや経験はできると思うが、それまでのキャリアも収入も捨てて進学することになるので、余程の覚悟や必要性がなければおすすめできない・海外に住みながらの日本の大学受験は、手続き面でのハードルが高い
①キャリアコンサルオンラインでコンサルタントにキャリア相談、オファーのあった企業等との面談
②ドイツ③単発
⑤自己分析やキャリアの棚卸し、帯同中にやるべきことの整理にはつながった。(辞退したので転職先の確保に直接つながったわけではない。)
①旅行近隣国でのフィールドワーク、現地の日本人との交流
②ヨーロッパ③単発
⑤・足を運んだからこそ得られた気付きや学びがあった。・さまざまな地域、さまざまな分野で活躍する日本人との出会いは刺激になっているし財産。
①夫の仕事関係者、帯同家族との交友会食、旅行など
②ドイツ③単発
⑤優しい方たちとの出会いや新しい交友の機会には感謝しているが、キャリアの話をする機会はほとんどないし、目指すキャリアの方向性や価値観が自分とは違っていると感じる。
①習い事近所のバレエ教室
②ドイツ③1年~2年
⑤気分転換、運動習慣の維持程度で、キャリアにはつながらない。現地語を聴く機会にはなっているかも