ABOUT

駐妻の経験に価値を代表取締役社長メッセージ

駐妻の経験が社会で価値あるものとして認められる世界の実現—私たちの変わらぬ使命です。

この理念のもと、2025年4月25日をもちまして、駐妻キャリアnetは
「株式会社駐妻キャリアnet」として法人化いたしました。

「駐妻期間もキャリアを継続する」という理念のもと、私たちは着実に歩みを進めてまいりました。

2017年にブラジルで4名の駐妻(駐在員配偶者)により始まった私たちの活動は、
現在世界53カ国、963名の仲間が集まるコミュニティへと成長しました。

私たちの活動は、駐妻の方々の就労機会の提供にとどまりません。人材紹介会社との業務提携による副業プログラムの運営、駐妻キャリアインタビューのリリース、「駐妻キャリア図鑑」の出版、コミュニティプラットフォーム「COMMUNIQ」の開始、そして2023年7月に設立した「駐妻キャリア総研」による調査研究など、多角的なアプローチで駐妻の経験とスキルの価値を可視化しています。これからも活動の幅を広げ、より多くの駐妻の皆様をサポートしてまいります。

私たちが一貫して追求してきたのは、「海外赴任期間による離職や休職に関わらず、駐妻期間をキャリアの継続につなげる」ことです。目指すのは、異文化適応力、複雑な環境での柔軟性、国際的な視点など、駐妻としての豊かな経験が社会で高く評価され、キャリアアドバンテージとなる社会です。

法人化という決断は、これまで「駐妻の活動=ボランティア活動」と見なされがちだった私たちの労働に明確な経済的価値を付与し、その重みを可視化していくためのものです。この新たな一歩を踏み出しても、私たちのコミュニティ運営の理念は変わりません。むしろ、サービスの質と範囲をさらに拡充し、駐妻の皆様により一層寄り添っていく所存です。

「駐妻自身の【主体性】と【活動機会の提供】による持続的なキャリア形成」を通じて、駐妻の経験とスキルが社会的・経済的に価値あるものとして認められる社会の実現、そして「女性が働きたい時にいつでもどこでも働ける」社会の実現に向けて、これからも邁進してまいります。

皆様のご支援とご指導を心よりお願い申し上げます。

株式会社駐妻キャリアnet
代表取締役社長 三浦梓

VISION

世界中の駐妻が、自らの意志で選択し、キャリアを育て続けられる社会を目指します

MISSION

キャリアを模索する世界中の駐妻に、情報やサポートを提供することで、海外での生活を最大限に活かし、しなやかで継続的なキャリアを育て続けることを応援します

CORE VALUES

上記活動内容のプロジェクト企画・実行時には、駐妻キャリアnet の Core Valuesが基本コンセプトになっています

  • Be passionate about what you want to achieve in life
    人生の目標に対してパッションを持ち続けよう
  • Respect diversity and embrace our differences
    多様性を尊重し、価値観の相違を受け入れよう
  • Put yourself in her/his shoes and be compassionate
    相手の立場に立って考え、思いやりを持って接しよう
  • Be candid with everyone, whoever they are
    誰に対しても、率直なコミュニケーションを心掛けよう
  • Never forget that we’re a team
    常にチームワークと仲間の存在を忘れずに!

Member

株式会社駐妻キャリアnet 代表取締役社長/駐妻キャリアnet運営 

三浦 梓

1981年生まれ。大学院卒業後、株式会社リクルートに就職。営業、商品企画、人事を経験後退職し、A.T Kearney株式会社に採用責任者として就職。その後フリーの人事コンサルタントとして活動。同時に友人とヒューマンブランディングの会社を立ち上げCOO就任。2020年1月、夫の海外赴任(ブラジル)に帯同。2020年11月「駐妻キャリアnet」代表就任。「女性が働きたい時にいつでも働ける社会の実現」を目指し、時差を生かした仕事創出、ロールモデル創出のため女子大生ライターによる駐妻キャリア100人インタビューを実施し、2022年7月「駐妻キャリア図鑑」として電子書籍化。2023年7月駐妻キャリア総研設立/所長就任。2024年4月城西国際大学大学院非常勤講師就任。2024年12月経済産業省令和6年度ユニコーン創出事業ビジコンREDファイナリスト。

その他、企業研修やメディアに執筆。BUSINESS INSIDER JAPAN「ハイスペ化する駐妻たち。外銀、商社、MBA…現地就職でキャリアの断絶防ぐ」執筆/月刊人事マネジメント「駐在妻の能力を活かそう」コラム掲載。月刊ニューリーダーコラム連載。その他クーリエ・ジャポン/日経xWomanにて執筆。

現在は、企業で研修講師や採用顧問の活動も行っている。

慶應義塾大学大学院SDM研究科研究員、青楓館高等学院客員講師、日経xWomanアンバサダー、LinkedInクリエイター(LinkedInプロフィールページ)、ウィメンズ・キャリア・メンター、話し方研究所プロフェッショナルインストラクター

駐妻キャリアnet 運営

中山斉奈

1990年生まれ。大学卒業後、旅行会社に就職。富裕層向け事業部にて、営業・商品企画を担当。2021年より夫の転勤に同行。フルリモートワーカーとして、WEBサイトの運営、WEBライター、現地企業にて動画制作者としても活動中。2023年7月より、駐妻キャリアnetの運営メンバーに参画。


駐妻キャリアnet アンバサダー

森本 千賀子氏 

獨協大学外国語学部卒後、現リクルート入社。企業への人材採用コンサルティング、採用活動支援を行う営業職として活躍。入社1年目には営業成績1位を獲得し、全社MVPを受賞。以来、全社MVP/グッドプラクティス賞/新規事業提案優秀賞など受賞歴は30回を超える。その後、リクルートエグゼクティブエージェントに転籍。経営幹部層に特化した採用支援、キャリア支援に従事。2012年には、カリスマ転職エージェントとして、NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」に出演。NPO理事や顧問業、執筆に講演など個人事業主として兼業しながらも2017年3月、株式会社morich設立。2017年9月にリクルートを卒業。同年10月に独立。現在もエグゼクティブ層の採用支援を中心に、転職・中途採用支援ではカバーしきれない企業の課題解決に向けたソリューションを幅広く提案。HRソリューションに限定せず外部パートナー企業とのアライアンス推進などのミッションを遂行し、活動領域を広げている。ソーシャルインベストメントパートナーズ(SIP)・放課後NPOアフタースクール理事、その他社外取締役や顧問、アドバイザー、アンバサダーなど「複業=パラレルキャリア」を意識した多様な働き方を体現している。大学生と高校生になる2男の母親の顔も持つ。

活動地域

世界(2025年5月13日現在:53カ国963名)

沿革

・設立年:2017年

・法人設立年:2025年

・事業拡大経緯:2017年7月に「今と未来のキャリアを考える 世界中の駐妻・元駐妻・プレ駐妻を応援し共に成長するコミュニティ」として設立。2020年11月の代表交代に伴い、キャリアを継続したい駐妻と企業をつなぐ活動を強化し、人材紹介会社と業務提携、副業プログラム、時差をいかした仕事の創出と事業を拡大しました。2021年女子学生ライターによる駐妻キャリアインタビューリリースや現地就労支援。2022年7月駐妻キャリアインタビュー100人をまとめた「駐妻キャリア図鑑」8冊出版。2023年7月駐妻キャリア総研設立。2023年11月「質問から始まるコミュニケーション」を目的とした、完全匿名コミュニティプラットフォームサービス「COMMUNIQ」開始。開始1週間で72人の登録に。2024年12月経済産業省 令和6年度ユニコーン創出事業ビジコンREDファイナリストに選定。2025年4月25日株式会社駐妻キャリアnet設立。